ディズニー映画「美女と野獣」が就活生に教えてくれること

プロが指南 就活の極意
映画「美女と野獣」。ベルと野獣のダンスシーン c 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 

 早いもので今年も半分を過ぎました。今年に入ってさまざまな話題がありましたが、その中の一つにディズニー映画「美女と野獣」の実写化も入ると思われます。出演キャストの豪華さや音楽の素晴らしさも大ヒットになった要因ですが、人気ディズニーアニメを実写したからというところも大きいと思います。そして、この物語が私たちに教えてくれる教訓の1つが「表面上の情報だけで物事を判断しないことの大切さ」です。これは人付き合いでも言えることだと思いますが、就職活動で企業を選ぶ際にもあてはまると考えます。

 例えばこれから就職活動に向かう大学3年生の中には「良い噂をネットで見たから」「周囲が勧めるから」という理由で今の段階で受ける業界や企業を絞る学生がいます。私はその様に業界や企業の実態を把握しないまま就職してしまうことに対しては疑問を感じます。もちろん以前から就職活動に対して意識が高く、さまざまな業界や企業を知り、その上で選んでいるのであればよいのですが、そのような学生は現段階では非常に少ないのではないでしょうか。

 実際にこんなエピソードがありました。

数年前、ある学生は周囲の勧めから金融業界で就職することを熱望していました。そこで実際に3年生の夏に金融のインターンシップに参加したものの、そこでその学生は金融業界に就職し活躍するイメージができませんでした。しかし、その後メーカーのインターンシップに参加して「この業界で働きたい」と考え、メーカーに就職しました。

 現在、この学生は社会人となり、メーカーで勤務していますが、この学生があの時に業界や企業の実態を見ず、周囲が与える情報だけで就職をしていたら、もしかすると今のように生き生きと仕事をしていないかもしれません。

 私は学生が納得した就職活動を行うためにも、業界や企業の実態を詳しく知ることが大切だと思います。そして、今の時期ならインターンシップの参加はもちろん、内定者、OB・OGから十分に話を聞く時間も比較的あると考えます。また、今年から経団連に加盟している大手企業が例年の5DAYインターンシップに加え、1DAYインターンシップも開催します。企業や業界を知る機会も増えていますので、この機会を使っていただき、「その企業で働き、活躍できるイメージ」を持ってほしいと思います。

 「良い会社に就職したい」。これは誰しもが持つ考えです。しかし、私は世間の評判が良い企業であっても自分自身が「この企業で働きたい」と思わなければ、それはその人にとって「良い会社」ではないと思います。なぜなら、実際に働くのは周囲の人ではなく自分自身だからです。だからこそ、上辺の情報だけに流されず、実際にご自身の目で業界や企業を見て「ここで働きたいかどうか」を判断してほしいと思います。

 大学3年生のこの時期はさまざまな業界・企業を深く知ることができる期間です。ぜひこの時期を活用し、ご自身で納得した就職活動をしてほしいと思います。(「内定塾」 谷川成美)

 ここ10数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。今年は特に変化の年になります!新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。東京、名古屋、大阪の主要都市を中心に全国12校舎を持つ、就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が週替わりで、就活事情の最前線をご紹介します。

内定塾:http://www.naitei-jyuku.jp/

内定塾の志望動機:http://www.naitei-shiboudouki.com/

内定塾facebook:https://www.facebook.com/naiteijyuku