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千葉「正論」懇話会詳報 佐藤正久氏が講演 外交の「軸」持ち明確な意思決定を

 そして台湾問題。「中国の国防費の伸び率は半端ない。中国は軍事力で米国を引き離し、『戦わずして勝つ』ことを狙っている」と述べた。4月の日米首脳会談で、菅義偉首相はバイデン大統領に防衛力強化を約束したが、「おそらく12月に開かれる2+2(外務・国防閣僚による2プラス2協議)までに、中身をどうするか。どういう形で防衛力を強化し、どういう形で日米の防衛力を負担するのか、日本の覚悟が問われる」と話した。

 米国とともに、欧州やアジアの国々との関係を強化していく必要性があると力説した一方、「バイデン政権は、中国とある場面では敵対するが、ある場面では競争するし、ある場面では協力する。まだら外交の米国を、複眼的に見る必要がある」と述べた。「日本の『軸』を持ち、明確で迅速な意思決定、分かりやすいメッセージを出すことが大事だ」と強調した。

 質疑では、憲法改正や河野談話、サイバー攻撃、尖閣諸島の防衛などについて参加者から活発な質問が出た。

さとう・まさひさ 昭和35年、福島県生まれ。防衛大学校(27期)卒、59年に陸上自衛隊に入隊、第4普通科連隊(北海道帯広市)に配属。平成8年、国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長。16年にはイラク先遣隊長、復興業務支援隊初代隊長。19年、参院選(比例区)に初当選。防衛大臣政務官、参院外交防衛委員会委員長、参院自民党筆頭副幹事長、外務副大臣などを歴任。現在は自民党の外交部会長、安全保障と土地法制に関する特命委員会委員長、国防議員連盟事務局長などを務める。

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