立民・枝野氏「調査報道的に確認するのは当然」
立憲民主党の枝野幸男代表は19日の記者会見で、架空の接種券番号で新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約ができるか検証したとするニュースサイト「AERA dot.(アエラドット)」と毎日新聞の報道に関し、「取材方法についていろんな意見はあり得る」と前置きした上で「報道機関が『こういう問題がある』と一種の調査報道的に確認し、報道するのは当然」と述べた。
防衛省は朝日新聞出版と毎日新聞に抗議したが、枝野氏は「報道機関を責める、しかも欠陥といわれても仕方がないシステムを作った当事者が言うのは見苦しい責任転嫁だ」と批判した。
政府・与党からは取材手法への批判が出ており、自民党の安倍晋三前首相は18日、「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える」と自身のツイッターに投稿した。