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神奈川県、大和綾瀬地域児童相談所を新設 増加する業務に対処

新設された大和綾瀬地域児童相談所などが入る建物=神奈川県藤沢市(太田泰撮影)
新設された大和綾瀬地域児童相談所などが入る建物=神奈川県藤沢市(太田泰撮影)

 神奈川県が所管する6カ所目の児童相談所(児相)となる「大和綾瀬地域児童相談所」(藤沢市亀井野)が先月、新設された。県内では児童虐待に関する児相への相談などが年々増え続けており、迅速な対処が課題となっている。今回の新設で、地域へのよりこまやかな支援につながることが期待されている。

 児童虐待などの相談に関し、県が所管する児相が令和元年度に対応した件数は7349件で、平成27年度の3773件と比べると、ほぼ倍増している。県によると、こうしたことの背景には全国共通ダイヤル「189」の認知度の向上や、重大事件の発生による社会的関心の高まりなどがあるとみられている。

組織再編で誕生

 これまで県が所管していた児相は中央(藤沢市)、平塚(平塚市)、鎌倉三浦地域(横須賀市)、小田原(小田原市)、厚木(厚木市)の5カ所。今回、中央、厚木両児相の業務をそれぞれから一部分離する形で誕生したのが、大和綾瀬地域児相だ。

 中央、厚木の両児相は年間の対応件数が特に多く、職員数も非常勤を含めて100人以上となるなど、規模の適正化が課題となっていた。令和元年度の対応件数は両児相とも2千件を超えており、このうち大和市と綾瀬市のものが約900件を占めていた。

 ただ、新しく施設を整備するとなると数年程度の期間がかかるため、緊急的な措置として、大和綾瀬地域児相は中央児相と同じ藤沢市内の建物に入居した。県は、将来的に本来の所管区域である大和市か綾瀬市への移転も視野に入れているという。

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