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ワクチン接種に“キャンセル待ち”制度 埼玉・戸田市「もったいないバンク」

「もったいないバンク」に関する問い合わせなどに応じる市職員=7日午後、埼玉県戸田市(竹之内秀介撮影)
「もったいないバンク」に関する問い合わせなどに応じる市職員=7日午後、埼玉県戸田市(竹之内秀介撮影)

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、埼玉県戸田市は、予約のキャンセル待ちを希望する人が登録できる市独自の制度「もったいないバンク」の運用を始めた。使用期限が定められているワクチンが廃棄される事態を避けるとともに、登録者にとっては通常の流れよりも早く接種できるという「一石二鳥」を狙う。市の担当者は「接種が本格化する前に登録者を増やしたい」と話している。

 もったいないバンクは、ワクチン接種の予約キャンセルが発生した際、登録している接種希望者に対し「今から接種に来ることができるか」と市職員から電話で案内が入る仕組みだ。接種券が届いていることが登録の条件で、早く登録した人から順に案内する。

 市によると、高齢者向け接種に用いる米ファイザー製ワクチンは、開封後6時間以内に使い切ることができなかった場合は廃棄するよう定められており、突然のキャンセルによって無駄になることも想定される。

 実際、市が4月19日に始めた高齢者施設入所者ら向けのワクチン接種では、体調不良を理由とした予約のキャンセルが数件あった。余ったワクチンは医療従事者に回すなどして廃棄は回避できたが、接種対象者が増えていけば調整しきれないケースも起こりうる。

 もったいないバンクは、市ホームページで登録の手続きができるほか、申込書を市役所で配布している。問い合わせは市新型コロナウイルスワクチン接種対策室(048・229・0709)。

 同室の福田忠史課長は「貴重なワクチンを無駄にすることは避けたい。円滑な接種に向けて幅広く協力を募っていく」と強調した。(竹之内秀介)

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