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櫻井よしこ氏「憲法改正ぐずぐずしている暇は一瞬もない」 改憲フォーラム講演全文 

 私たちは長い交流の歴史があります。深い経済の交流があります。無視するわけにはいきません。ですから良い関係を築かなければならない。そのために努力するのは当然でありますけれども、そのことと同時に、中国の無法な行為、いわゆる中華帝国を目指す独断的な行為をそのまま受け入れるわけにはまいりません。

 ですから、菅首相は日米首脳会談で非常に踏み込んだ発言をなさっています。3月に行われました、日米両国の防衛相と外相が4者一緒にそろって戦略を論ずる、いわゆる「2プラス2」の会議で、その声明には、台湾海峡の平和と安定に重要性を見いだすということまで書きました。

 そのことがさらに首脳会談で再確認されました。非常に大きなことであります。台湾の平和と安定にわが国は重要な意味を見いだしている。すなわち、台湾海峡の平和と安定にわが国はアメリカとともに力を尽くすということであります。

 その論拠として、もっと多くのことを首相はおっしゃいました。決意も表明なされました。例えば、日本国は防衛力を強くする、例えば、日本国は日米同盟をさらに高い水準に引き上げるよう努力をする、そして、中国に対しても名指しできちんと人権問題などについて、物を申しました。首脳会談に先立つ、有名なシンクタンク「CSIS(戦略国際問題研究所)」というのがございますが、そこでの発言は、もっと踏み込んだものでありました。

 この一連の発言をよく読んで、日本は国家としてのメッセージを国際世界に発信した、それは紛れもなく、戦後の体制と決別するという決意表明に他ならない。そのように、解釈せざるを得ないだけの決意に満ちた発言を首相がなさった。私はこれは歴史に残る首脳会談だと思います。

 私たち言論人の歴史、心に残るだけではなく、日本国の歩みにおいて、非常に大きな一歩を菅首相は踏み出しました。まずこのことを深く自覚したいと思います。

 次に、言葉だけでは、済まないのです。国際社会に約束をしたのです。唯一の同盟国・米国に明言したのです。国防力を強化する、日米同盟をさらなる高みに引き上げる、台湾海峡の平和と安定を重視する。中国の国際法無視、人権弾圧、このようなことは受け入れられない。わが国は主権の問題については譲歩することはない。このような素晴らしいコミットメントをいかに実現していくか、これが大事です。

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