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菅首相「憲法に緊急事態対応をどう位置づけるかは大切な課題」 メッセージ要旨

第23回公開憲法フォーラムにビデオメッセージを寄せる菅義偉首相(自民党総裁)=3日午後、東京都千代田区(広池慶一撮影)
第23回公開憲法フォーラムにビデオメッセージを寄せる菅義偉首相(自民党総裁)=3日午後、東京都千代田区(広池慶一撮影)
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 菅義偉首相(自民党総裁)は3日、ジャーナリストの櫻井よしこ氏らが主催する憲法フォーラムに寄せたビデオメッセージで、新型コロナウイルスや大規模災害などの緊急時の対応について「憲法にどのように位置づけるかは極めて重く大切な課題だ」と述べた。主な発言は次の通り。

 自民党は立党以来、憲法改正を党是としてまいりました。言うまでもなく国民主権、基本的人権の尊重、そして平和主義という基本理念は今後も決して揺らぐことはありません。

 その一方で、現行憲法も制定から70年余り今経過し、時代にそぐわない部分、そして不足している部分については改正していくべきじゃないかと考えています。

 例えば今般の新型コロナへの対応を受けて、緊急事態への備えに対する関心が高まっています。大地震等の緊急時において国民の命と安全を守るため国家や国民がどのような役割を果たし国難を乗り越えていくべきか、そのことを憲法にどのように位置づけるかは極めて重く大切な課題です。

 しかし現行憲法において緊急時に対応する規定は参院の緊急集会しか存在しません。

 また、自衛隊は大規模災害や新型コロナ等にも懸命に対応しており、国民の皆さまの多くから感謝され支持されています。それにもかかわらず自衛隊を違憲とする声があることもまた事実です。

 そこで自民党では、憲法審査会で活発な議論を行っていただくため、「自衛隊の明記」をはじめ「緊急事態対応」「合区解消・地方公共団体」および「教育の充実」の4項目について、憲法改正のたたき台を取りまとめ、すでにお示ししています。一部の野党も憲法改正について具体的な考え方を示し、憲法審査会における建設的な議論を呼びかけておられます。

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