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GWコロナ医療体制強化で備え 東京都

1都3県テレビ会議を終えた小池百合子都知事=4月28日午前、都庁(酒巻俊介撮影)
1都3県テレビ会議を終えた小池百合子都知事=4月28日午前、都庁(酒巻俊介撮影)

 東京都は年末年始に新規感染者数が急増した第3波で医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が深刻になった経験を踏まえ、病床確保だけでなく、大型連休を見据えた宿泊療養、自宅療養などの対策強化を進めてきた。だが感染力が強いとされるN501Y変異株が都内でも急速に増えており、都は急激な感染拡大を警戒している。

分岐点は「2600人」

 「医療提供体制が逼迫する分岐点」。4月28日、都のモニタリング会議で専門家は第3波に関して入院調整が難航し、救急搬送時間が延び始めたときをこう表現し、「入院患者数が約2600人に達したときだった」と述べた。

 第3波の感染拡大時に入院患者数がこの水準に達したのは、昨年12月31日の2594人。確保病床は同29日の3500床、今年1月6日の4000床と増えたが、当時、保健所が受け入れ先の病院を見つけられずに都の入院調整本部に連絡した件数は1日当たり数百件に上った。自宅療養者数も急増し、症状が悪化して死亡するケースもあった。

 都は第4波に備えて病床確保を続け、4月末時点で5594床。さらに、第3波で回復しても他の持病やリハビリなどで入院が長期化したケースが多く生じたことを踏まえ、転院を受け入れる回復支援病院として約200病院、約1000床を確保した。

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