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静岡知事選 岩井氏、28日にも出馬表明 所属派閥の慎重論根強く 

静岡知事選について記者団の取材に応じる岩井茂樹国交副相=14日午後、国会内(春名中撮影)
静岡知事選について記者団の取材に応じる岩井茂樹国交副相=14日午後、国会内(春名中撮影)

 任期満了に伴う静岡県知事選(6月3日告示、20日投開票)をめぐり、自民党県連から出馬要請を受けている国土交通副大臣の岩井茂樹参院議員(52)=静岡選挙区=が28日にも出馬を表明する見通しだ。不戦敗を回避したい県連の強い意向もあり、出馬を最終決断したとみられる。県連幹部は27日、岩井氏が所属する自民党竹下派の幹部と国会内で会談し、出馬に慎重論の根強い同派の理解を求めた。

 静岡県知事選には、現職の川勝平太氏(72)が4選を目指して出馬を表明しており、岩井氏が正式に出馬表明すれば、事実上の一騎打ちとなる。ただ、1月の山形県知事選に続き、3月の千葉県知事選も自民党が支援した候補が敗北した。しかも、菅義偉政権発足後、初の国政選挙となった25日の衆参3選挙では自民党が全敗するという逆風に直面している。この情勢を踏まえ、党本部は岩井氏の推薦について、知名度の高い川勝氏を相手に勝算があるのかを慎重に見極める構えで、「県連推薦」にとどまる可能性もある。

 党関係者によると、県連会長の上川陽子法相ら幹部は27日、竹下派所属の関口昌一党参院会長らと会談し、岩井氏擁立に理解を求めたとみられる。出席した県連幹部の一人は会談後、記者団から「岩井氏の出馬の意志は固いのか」と問われると、「もうやるしかないでしょ」と応じ、派閥の理解が得られなくても出馬に踏み切る見通しをにじませた。

 これに先立ち、26日には竹下派参院幹部の関口氏らが岩井氏と国会内で会談し、出馬の意向を伝えられたが、知事選をめぐる厳しい情勢調査分析などを踏まえ、慎重な姿勢を崩さなかった。出馬する場合は「派閥として応援できない」と通告したという。

 出馬へ向けて党本部の賛同を醸成しきれない状況だが、同党県連は岩井氏を全面的に支援する構えを崩していない。地元選出の国会議員と県議全員が署名した要請書を党本部に提出し、静岡、浜松両市の同党市議団も支援するという誓約書を党幹部に手渡すなどしており、県連一丸で知事選に臨む不退転の決意をのぞかせている。

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