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中部横断道の山梨-静岡開通は9月 国交省、「延期」表現避ける

中部横断自動車道の下八木沢第1トンネルで見つかった内壁コンクリートのくぼみ=昨年12月、山梨県身延町(国土交通省甲府河川国道事務所提供)
中部横断自動車道の下八木沢第1トンネルで見つかった内壁コンクリートのくぼみ=昨年12月、山梨県身延町(国土交通省甲府河川国道事務所提供)

 中部横断自動車道の山梨-静岡区間について国土交通省は27日、9月に全線開通する見通しと発表した。全線開通の時期は2度延期された後、昨年7月に「令和3年夏ごろ」に延び、その後のトンネル施工ミスが響いてさらに遅れた。ただ、同省は「夏ごろ」に9月が含まれるとして「遅れ」「延期」の表現を避けている。

 山梨-静岡区間は、中央自動車道の双葉ジャンクション(JCT、山梨県甲斐市)と新東名高速道路の新清水JCT(静岡市清水区)の74キロをつなぐ。未開通となっているのは下部温泉早川インターチェンジ(IC、山梨県身延町)-南部IC(同県南部町)の13・2キロ。

 昨年9月上旬、工事中の下八木沢第1トンネル(身延町)の覆工コンクリートと呼ばれる内壁にくぼみがあるのを、施工した準大手ゼネコンのフジタ(東京)が発見。くぼみは長さ188メートルにわたっており、必要なコンクリートの厚さが最大5・1センチ不足していることが分かった。ひび割れも見つかった。

 変形した型枠板にコンクリートを打設した施工ミスが原因で、国交省は12月に公表。コンクリートを壊して造り直す工事を行っていた。今月5日に完了したという。

 国交省は27日、山梨、静岡両県や沿線市町などとの連絡調整会議を開催。同省の浜谷健太・甲府河川国道事務所長はあいさつで「『夏ごろ』から『9月』と、より明確な表現の見通しを示せることになった」と述べた。

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