PR

ニュース 政治

コロナ下での選挙 感染者の投票機会の確保に課題 

参院広島選挙区の再選挙で期日前投票の投票箱をアルコール消毒するスタッフ=広島市中区
参院広島選挙区の再選挙で期日前投票の投票箱をアルコール消毒するスタッフ=広島市中区

 新型コロナウイルスの感染拡大では、選挙でのコロナ感染者の投票機会の確保も課題となっている。自宅療養をしていたりホテルなどで宿泊療養していたりすると10日間程度外出できず、期間中に投票日を迎えれば投票できないためだ。このため総務省は、療養施設での期日前投票所設置などを積極的に検討するよう都道府県選管に通知。参院広島選挙区の再選挙など25日投開票の衆参3つの国政選挙では期日前投票所などが設けられることになった。(嶋田知加子)

職員は防護服着用

 「投票機会をしっかり確保し、安全に選挙を実施できるよう努力する」。再選挙の投開票が間近に迫った広島県選管の担当者はこう話す。

 同県では21日、コロナ患者の宿泊療養施設で、期日前投票所・不在者投票記載場所の設置を始めた。24日までの間、県内4カ所の施設に1日ずつ設けられる。県選管の担当者は「療養施設はゾーニング(清潔・汚染区域の区別)ができているのでそれを活用しながら、事務に携わる職員は防護服を着用するなどして対応する」と話す。

 広島と同じ日に投開票される衆院北海道2区の補欠選挙。札幌市選管は「十分な安全性を確保するのが難しい」と投票所の開設を見合わせていた。しかし、投票用紙を感染者と接しない形で回収するなどすれば「ある程度感染リスクを抑えられる」と判断。市内の宿泊施設のうち1カ所について、24日までの1日限定で開設することを決めた。

仮設テントで投票

 25日に参院長野選挙区の補選が行われる長野県では、県内4カ所の宿泊施設の近くの駐車場などにテントを設置し、期日前投票所などとして活用。療養者を専用車でピストン輸送する。さらに自宅療養者については、保健所に外出の可否などを相談した上で、居住地の選管と投票する場所や日時を調整することで投票できるようにした。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ