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蔓延防止措置に戸惑い 船橋、習志野の市境にある千葉・津田沼駅

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的の蔓延防止等重点措置の適用が20日、千葉県の浦安、市川、船橋、松戸、柏の各市でも始まった。JR津田沼駅周辺では、船橋市側の飲食店には同措置による午後8時までの営業時間短縮(時短)が新たに求められた一方、適用されない習志野市側の飲食店は、これまで通り同9時までの時短が要請されている。飲食店からは戸惑いの声や、一体的な措置を求める意見が聞かれた。

 津田沼駅北口の船橋市側の商店などで構成される船橋市前原商店会の大塚智明会長(47)は、「行政の境目があるのは仕方ないこと」と理解を示しながらも、「境界は見えないし、わかりにくい。営業時間が短縮される船橋市側の飲食店で、閉店時間を巡り、お店とお客さんがトラブルにならないか心配だ」と話した。

 船橋市側の「焼酎Bar 世海」の店主、近藤博史さん(42)は「仕方ないとは思うが、津田沼という街全体で一括した措置をしてもらえた方が街としての一体感につながる」と話した。

 同じく船橋市側で「そば処 志な乃」を営む、速水啓輔さん(57)も「津田沼駅周辺にはお店が集中している。営業時間の長い習志野市側のお店にお客さんが集まることで感染者が増えることも心配だ」と話した。

 一方、習志野側の「呑食堂バル くり」の中村一朗さん(28)は「正直、午後9時まで営業できることはありがたい」としながらも「(感染者を)減らすためには、津田沼駅周辺で一緒の措置にした方がいいと思う」と複雑な胸中を明かした。

 午後8時を過ぎると、飲食店が閉まった船橋市側の繁華街からは、人通りが消えた。(長橋和之)

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