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静岡知事選 岩井氏動向、自民ヤキモキ 川勝氏は状況静観

静岡県知事選対応をめぐる自民党県議団の会合後に取材に応じる、中沢公彦自民県連幹事長(中央)ら=15日、静岡市葵区(今村義丈撮影)
静岡県知事選対応をめぐる自民党県議団の会合後に取材に応じる、中沢公彦自民県連幹事長(中央)ら=15日、静岡市葵区(今村義丈撮影)

 任期満了に伴う静岡県知事選(6月3日告示、20日投開票)は20日で投票日まで2カ月となった。今のところ、正式に出馬を表明しているのは4選を目指す現職の川勝平太氏(72)のみ。対抗馬擁立を目指す自民党県連は国土交通副大臣の岩井茂樹参院議員(52)=静岡選挙区=に白羽の矢を立てたものの、正式決定に至っていない。岩井氏が所属する参院竹下派内に出馬慎重論が根強く、岩井氏が県連と派閥との板挟みになっているからだ。

 自民党県連は、岩井氏の出馬容認を求める要請書に国会議員と県議会議員全員が署名して党本部に提出。20日には同党静岡市議団と浜松市議団が同趣旨の署名を党本部に手渡すなど、岩井氏出馬に向けた環境整備を進めている。しかし、本人が派閥の反対を押し切って出馬を決断できるどうか事態は依然、流動的だ。

 参院竹下派内で反対の声が大きいのは、川勝氏が平成25年の知事選で歴代最多の108万票を獲得するなど抜群の知名度と県民人気を持つからだ。岩井氏が出馬すれば、想定される衆院選と近い時期に参院選静岡選挙区の補欠選挙が実施され、後任候補が必要になるという事情もある。もっとも“不戦敗”を避けたい党本部としては県連の意向を尊重する考えで「県連として本人の意向を確認し、推薦などを機関決定してほしい」と伝えたもようだ。

 ある県連関係者は「国会議員と県議全員の署名は重い。(不出馬なら)要請書を作る前に言わなきゃ。県連としてはやるだけのことはやった」と岩井氏に決断を促す。別の関係者は「これまでの知事選とは違い、岩井氏であれば県連は一丸となることができる」と、固唾をのんで成り行きを見守っている。

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