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【闘う】衆院神奈川6区 25年ぶりに自民が候補擁立 首相に近い横浜市議 立民はカジノ批判

 次期衆院選が迫る中、自民党が選挙区候補の空白区で擁立作業を加速している。神奈川6区では、出馬予定だった公明党のくら替え候補が不祥事で議員辞職に追い込まれ、自民が25年ぶりに新人候補を立てた。神奈川を地盤とする菅義偉(すが・よしひで)首相に近い横浜市議だが、その分政府の新型コロナウイルス対策への批判も直接浴びる立場となり、戦い方にも注目が集まっている。

 「市議を26年間務めてきた。しっかり大都市の課題を国に伝えていきたい」

 横浜市議の古川直季(52)は15日、衆院神奈川6区の自民公認候補に内定したことを受け、党本部でこう意気込んだ。面会した幹事長の二階俊博からは「最初の選挙で応援してくれた人の恩義は絶対に忘れるな」と激励を受けた。

 古川は、直近5回の横浜市議選(旭区)全てでトップ当選した実力者。同じ横浜市議出身の菅も目をかける。自民は今回、衆院神奈川6区の候補者を公募し、応募した49人から白羽の矢を立てた。党選対幹部も「地元に根付き人柄もよく首相とも近い」と語る。

 自民が同区で候補を擁立するのは、現参院議長の山東昭子が立候補した平成8年以来となる。選挙戦は、29年の前回選を制した立憲民主党の青柳陽一郎(51)、前回比例復活を果たした日本維新の会の串田誠一(62)との三つどもえの戦いになる見通しだ。

 古川の擁立までには曲折があった。同区は、公明が前回選で唯一、現職が落選した選挙区だ。議席奪還に向け、昨年7月、現職の遠山清彦=比例九州=をくら替えで擁立し、党を挙げて選挙運動を展開していた。

 ところが年明けに、遠山が緊急事態宣言発令下の東京・銀座で深夜に会合したことが発覚。公明は四半世紀続けた同区からの候補擁立断念に追い込まれた。

 代わりに与党統一候補となる古川の初陣も順風とはいえない。近隣の神奈川1区では、同区選出の元国家公安委員長、松本純が深夜会食問題で自民を離党し、政府・与党への目はなお厳しい。古川陣営は「首相はコロナ対策をしっかりやってくれていることも街頭でアピールする」と語る。

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