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首相訪米、同行者絞り最小限に コロナ対策徹底 

15日、米ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した菅首相(AP=共同)
15日、米ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した菅首相(AP=共同)

 日本政府は、菅義偉首相の訪米にあたり、新型コロナウイルスワクチンの事前接種やPCR検査のほか、同行者の人数を絞り込むなど感染防止対策を徹底した。背景には、バイデン大統領が対面で外国首脳と会談するのは初めてで、米側が感染防止に神経をとがらせていることがある。

 首相は3月16日と今月6日に米ファイザー製ワクチンを接種した。同行する外務省幹部らも同様に2回の接種を行った。また、日本出国前と米国出国前にPCR検査を、帰国時に抗原検査を実施する予定だ。

 今回、首相に同行するのは約80人。外務省によると、過去に日本の首相が訪米した際と比べて2~3割少ないという。通常なら同行する首相夫人や閣僚の訪米も見送った。

 バイデン氏は78歳と史上最高齢で大統領に就任した。このため、米政府は感染防止を徹底。普段からホワイトハウスに入るスタッフなども絞り込んでいる。

 日米両政府は当初、首脳会談を9日に行う方向で調整していたが、感染対策に万全を期したい米側の意向もあり、16日(いずれも現地時間)に変更された。

 バイデン政権としては、コロナ対策を最優先課題と位置付けている上、大統領や側近の感染が相次いだトランプ前政権との違いを示す考えもあるとみられる。外務省幹部は「政権が代わって初めて外国の首脳がホワイトハウスに入るわけで、米側は国民にどう見えるかも気にしている」と話している。(田村龍彦)

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