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さいたま市長選 自民“不戦敗”が現実味 同床異夢の市議会2会派

さいたま市役所
さいたま市役所

 任期満了に伴うさいたま市長選(5月9日告示、23日投開票)で、自民党の“不戦敗”が現実味を帯びてきた。非自民党系の現職、清水勇人氏(59)への対抗馬の人選にめどが立たず、党内の厭戦(えんせん)ムードは高まるばかりだ。一部の市議が主戦論を唱えているにもかかわらず一枚岩になり切れない背景には、市議会の2つの自民党系会派の「同床異夢」の現状がある。

 現時点でさいたま市長選には、清水氏と、新人で共産党系市民団体「みんなのさいたま市をつくる会」代表委員の前島英男氏(68)、新人でコンサルタント会社社長の山口節生氏(71)の3人が出馬の意向を表明している。

 清水氏は、埼玉県議を経て平成21年5月の市長選で旧民主党県連の支持を受けて初当選した。4選を目指す今回は立憲民主党などが清水氏支援に回る見通しで、市内の経済団体や企業の間にも続投を求める声は根強い。

 市議会の2つの自民党系会派「さいたま自民党」(16人)と「自民党市議団」(6人)の市長選に対する態度には大きな温度差がある。

 対抗馬の擁立に意欲を示しているのは自民党市議団だ。所属議員の3分の2が合併前の旧浦和市域選出者で占められる自民党市議団には、さいたま市役所本庁舎を旧大宮市域に移転させる構想を掲げる清水氏への不信感が根強い。

 「候補者を出すことは『党是』だ。争点を作り市民に周知することが大事だ」

 旧浦和市域に地盤を持つ青羽健仁市議はこう強調する。

 一方、さいたま自民党は会派として市長選候補を選ぶことは見送ると決めており、市長選にどう対応するかは各所属議員の判断に委ねる方針だ。

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