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1130人感染の大阪 5月には重症者420人超も

新型コロナ対策会議に臨む大阪府の吉村洋文知事=14日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)
新型コロナ対策会議に臨む大阪府の吉村洋文知事=14日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)

 大阪府内で、新型コロナウイルスに感染した重症者の増加が止まらない。府が14日の対策本部会議で示した予測によると、新規感染者数の7日間平均が今月7日を起点に14日まで前週比2倍で増え続け、19日以降に減少に転じると仮定しても、重症者は5月4日に427人まで増加し、確保している重症病床数を下回るのは5月末になるとした。「重症医療の危機」(府幹部)を迎えている。府内では14日、過去最多の1130人が、隣接する兵庫でも同じく過去最多の507人が感染している。

 「重症病床の確保は、非常に高い目標だが、300床を目指して積み上げていきたい。達成できるよう努力する」。吉村洋文知事は会議後、記者団にこう説明した。

 府は14日、重症病床の確保数を224床から232床へ修正した。計画上の確保数は224床だが、13日にそれを上回る重症者が出て、緊急でコロナ用に転用した分を上乗せした。

 14日時点の重症者は239人で、軽症・中等症向け病院で治療を続けている20人を除いても219人となり、重症病床232床の使用率は94・4%で満床に近い。

 背景には変異株の影響がある。府幹部は「重症化までの日数が従来型より短く、入院期間が長期化する傾向がある」と話す。

 府の分析では、昨年10月以降の第3波で重症者が約170人増えるまでに要したのは約90日。しかし変異株の影響が強いとされる第4波では、24日間で178人増と、増加速度は3倍以上となる。

 府幹部は「感染抑止のブレーキをかけても収束しない場合、どのように推移を予測すればいいのか。まさに緊急事態だ」と危機感をあらわにする。その上で「中等症向け病院を含め、大阪の医療界による総力戦で臨まなくてはならない」と強調した。

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