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うちわ会食 神戸市は反対 県に配布の見直しを要請

うちわを持つしぐさをしながら「かえって危険」と指摘する神戸市の花田健康局長=神戸市役所
うちわを持つしぐさをしながら「かえって危険」と指摘する神戸市の花田健康局長=神戸市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県の井戸敏三知事が食事中に口元をうちわで覆う「うちわ会食」を推奨し、神戸市など「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の対象4市にうちわを配る方針を示したことに、神戸市が反対している。同市は「科学的根拠がなく、かえって危険だ」と指摘し、県に対して神戸市内の飲食店にはうちわを配布しないよう要請した。

 兵庫県は約700万円の予算で神戸、尼崎、西宮、芦屋の4市にある飲食店約1万6千店に、うちわ計32万本を配る予定で調整していたが、神戸市からの要請を受け、配布本数を再検討している。予定では同市への配布本数は1万5千店に計21万本だった。

 神戸市健康局の花田裕之局長は14日、報道陣の取材に応じ「(うちわ会食が)飛沫(ひまつ)感染を防止する効果があるのか検証が不十分。むしろ、うちわを使った食事が安全というメッセージを送り、感染の危険性を高める可能性がある」と述べた。感染防止策の重点は会話する相手との距離だとして「唾の飛ばない距離まで離れ、大声さえ出さなければいい」と指摘した。

 うちわ会食は、井戸知事が9日の会見で表明し「フェイスシールドがOKならば、飛沫感染防止でうちわや扇子もOKのはずだ」と見解を述べていた。

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