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護衛艦まつゆきが35年の任務完遂 日航機墜落で尾翼発見  

任務を終え、除籍された護衛艦「まつゆき」=京都府舞鶴市
任務を終え、除籍された護衛艦「まつゆき」=京都府舞鶴市
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 京都・舞鶴を母港とする海上自衛隊の護衛艦「まつゆき」が任務を終え、7日、除籍された。海自北吸岸壁(舞鶴市北吸)で同日、自衛艦旗返納行事が行われ、昭和、平成、令和の3時代35年間にわたって海上防衛を担ってきた「まつゆき」は役目を終えた。

 「まつゆき」は全長130メートル、幅13・6メートル、基準排水量3050トン、乗組員は約200人。昭和61年3月に「はつゆき」型9番艦として就役した。同年に広島県・呉に配属され、平成22年3月に舞鶴に転属した。就役前の昭和60年には試験航海で、日本航空123便墜落事故の捜索活動を行い、垂直尾翼部分を発見。平成7年の阪神大震災では被災者の救助活動に当たっている。航続距離は約79万3500キロ、地球約40周分を航行したという。

 自衛艦旗返納式では、艦尾に掲げられていた自衛艦旗が降ろされ、乗組員が退艦。第28代艦長の原弘章2等海佐が「『まつゆき』、35年の国防の任務を完遂、終了します」の言葉とともに自衛艦旗を舞鶴地方総監の伊藤弘海将に返還した。

 伊藤総監は「激動の時代を駆け抜けた『まつゆき』が成し遂げた多大な成果と勝ち得た信頼は海自護衛艦部隊のDNAにしっかりと刻まれ、部内外において語り継がれていくものと確信している」と訓示。原艦長は「『まつゆき』は私の入隊と同じ昭和61年に就役した同期。看取らせていただいたことは最良のことで感無量。『まつゆき』は常に働き続けた海自で一番強い船でした」と話した。

 その後、「まつゆき」は艦名と艦番号が塗りつぶされ、舞鶴湾内に係留された。今後については未定という。

艦尾の自衛艦旗を降ろす乗組員ら=京都府舞鶴市
艦尾の自衛艦旗を降ろす乗組員ら=京都府舞鶴市
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「まつゆき」は自衛艦旗の返納後、艦番号が消された=京都府舞鶴市
「まつゆき」は自衛艦旗の返納後、艦番号が消された=京都府舞鶴市
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