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「河井後」の再選挙態勢に影…自民広島、深刻な不協和音

自由民主党本部=東京都千代田区永田町
自由民主党本部=東京都千代田区永田町

 参院選をめぐる買収事件で公職選挙法違反の罪に問われた元法相、河井克行被告=衆院広島3区、自民離党=の辞職願が1日の衆院本会議で許可された。事件で党広島県連内には不協和音が生じ、河井氏の妻、案里元参院議員=同罪で有罪確定、自民離党=の辞職に伴う参院広島選挙区再選挙(25日投開票)にも深刻な影響を及ぼしている。

■「応援に入らなくていい!」

 「今回の事件に関わった議員は(再選挙の)応援に入らなくていい!」

 3月17日、自民党本部で開かれた会合。当時県連会長だった宮沢洋一元経済産業相は、居並ぶ党関係者の前でこう言い放った。

 事件の舞台となった令和元年夏の参院選広島選挙区(改選数2)では、安倍晋三前首相や当時官房長官だった菅義偉首相をはじめ、二階俊博幹事長や公明党の山口那津男代表ら当時の政府・与党幹部がこぞって案里氏の応援に入った。ある自民党幹部は、宮沢氏の言葉に「再選挙では、前回広島に入った議員の応援は断るというのか」と憤った。

 また、前回の選挙では、河井氏が案里氏を当選させるため、自民系の首長や地元議員ら約90人に現金を配ったとされる。宮沢氏は有権者のマイナスイメージを和らげようと、選挙戦から事件の関係者を排除する思惑もあったとみられる。

 しかし、この地方議員らは広島で自民の支持者をまとめ、厚い保守地盤を支えてもいる。ある県連関係者は「クリーンな選挙をアピールしなければならなない」と宮沢氏に理解を示しつつ、こう本音も漏らす。

 「その地方議員らが、どれぐらいの票を持っとると思っとるんじゃろか」

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