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高齢者向けワクチン接種、市町村が準備加速 埼玉

大型商業施設「イオンタウンふじみ野」で行われたワクチン接種訓練=25日午後、埼玉県ふじみ野市(中村智隆撮影)
大型商業施設「イオンタウンふじみ野」で行われたワクチン接種訓練=25日午後、埼玉県ふじみ野市(中村智隆撮影)

 新型コロナウイルス感染症の高齢者向けワクチン接種が4月に始まるのを前に、実施主体となる市町村が準備を加速させている。埼玉県ふじみ野市は25日、集団接種会場となる市内の大型商業施設「イオンタウンふじみ野」で訓練を行い、市職員や医師らが手順を確認した。さいたま市は同日、集団接種会場を浦和競馬場(南区)、イオン大宮西店(西区)など18カ所に決めたと発表した。

 埼玉県でのワクチン接種は、すでに始まっている医療従事者向けの優先接種に続き、4月以降、「65歳以上の人」(対象人数193万6千人)、「基礎疾患のある人、高齢者施設などの従業員」(同57万7千人)、「その他の人」(同466万5千人)の順で実施される予定だ。

 ふじみ野市での訓練には、市内の医療機関の医師や看護師、市保健センターの職員ら約30人が参加した。市職員が接種を受ける高齢者役となり、受け付けを済ませてから予診や接種に臨む流れを確認した。視察した高畑博市長は「同じような流れで進めることができればすばらしい環境になる」と語った。

 同市には国からのワクチン975人分が4月19~25日に届く予定で、5月上旬以降に高齢者向け接種を開始する見通しだ。集団接種会場はイオンタウンふじみ野にのみ設け、他は医療機関で対応することを想定している。

 埼玉県によると、県内に4月25日までに届く予定の高齢者向けワクチンは計1万725人分。対象人数の1%にも満たない状況に、市町村側からは「供給量は非常に限定的」(さいたま市の清水勇人市長)と不安視する声も上がっている。

(中村智隆)

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