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福岡県知事選が告示 県政の継承か転換か、新人2氏の一騎打ち コロナ対策でも論戦

福岡県知事選の立候補者の出陣式に出席する支持者ら=25日、福岡市中央区
福岡県知事選の立候補者の出陣式に出席する支持者ら=25日、福岡市中央区

 前知事の辞職に伴う福岡県知事選が25日、告示された。いずれも無所属新人で、元福岡市議の星野美恵子氏(70)=共産支持=と元副知事の服部誠太郎氏(66)=自民、立憲民主、公明、社民推薦=が立候補を届け出た。肺腺がんのため任期途中で辞職した小川洋前知事による県政の転換を訴える星野氏と、継承を掲げる服部氏の一騎打ちで、新型コロナウイルス対策なども争点となる。4月11日に投開票される。

県民の声生かす

 星野氏は、JR博多駅前(福岡市博多区)で第一声を上げた。約80人の支持者らに向け「コロナ対策では、命を守るための県独自の施策が不十分だ。国の無為無策に追随している」などと現県政を批判し、転換の必要性を訴えた。

 ジェンダー平等も強調し、「県庁の管理職は男女同数を目指す。皆さんの声が生きる県政に変えていこう」と呼び掛けた。支援者らは「女性知事を誕生させよう」と書かれたのぼりや拍手で応援した。

 星野氏は、市民グループ「女性知事を誕生させるみんなの会」からの要請で出馬。陣営は、同会のほか、共産組織も加わり、草の根で支持拡大を目指す。

 第一声に先立ち、共産の志位和夫委員長の「県民の命と健康、暮らしと生業を守り、子供にも高齢者にも温かい県政を実現しよう」などとするメッセージも読み上げられた。

バトン引き継ぐ

 服部氏は、福岡・天神の街頭でマイクを握り「非常事態の県政に空白は許されない。新年度予算の確実な実行こそが小川県政のバトンを引き継ぐことになる」と、小川氏の「後継」をアピールした。病床確保や民間との治療薬共同開発など新型コロナ対策のほか、輸出拡大や企業誘致などの推進に触れ「世界と勝負し、世界から選ばれる福岡県を実現する」と力を込めた。

 9年以上にわたって副知事を務めた服部氏は県議会主要3会派から推され立候補した。自民、立民、社民に加え、公明も25日に推薦を決定。与野党が相乗りで組織戦を展開する。

 自民内では一部に元官僚を推す動きもあったが、党幹部が一本化を呼び掛け、平成31年の前回選に続く分裂選挙は回避された。

 福岡市中央区のホテルで開かれた出陣式には約200人が集まり、自民国会議員や各党県議らが出席した。

 自民の古賀篤衆院議員(福岡3区)は「コロナの収束が見えない中、1日も早く小川県政を引き継ぐ知事を誕生させ、県民の生活を守っていく先頭に立ってもらう」と支持を呼び掛けた。

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