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東証、システム障害再発防止策で報告書 当日の復旧を前提に

 東京証券取引所は25日、昨年10月に起きたシステム障害をめぐって、再発防止策を検討してきた協議会の最終報告書を発表した。午後2時30分までに注文受付が再開できれば、当日に15分間売買を再開するとした。短い時間でも当日の再開を前提にルールを整備した。今年4月をめどに新ルールを適用する方針だ。

 昨年10月1日朝に発生した障害は、株式売買システムの記憶装置が破損し、設定ミスでバックアップも作動しなかった。手動で予備装置に切り替えたが、未成立の注文について事前の取り決めがなかった。このため、売買を再開した場合、市場に混乱を引き起こす恐れがあり、結局、売買の終日停止を余儀なくされた。

 今回のルールでは、証券会社の注文受付が午後2時30分までに可能になった場合は、午後2時45分から午後3時までの15分間、株式売買を再開する。

 円滑な売買の再開につながると判断すれば、取引所が注文を取り消す。その場合、証券会社は顧客の注文の再発注を原則とする。また、売買代金シェアの約50%以上、個人から受託のある証券会社が5社以上、売買に参加できることなどを再開の条件とした。

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