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静岡知事選まで3カ月 川勝氏、出馬に意欲も明言せず 自民県連「擁立作業」

 静岡県議会2月定例会が17日、閉会した。川勝平太知事は任期中最後の県議会定例会だったが、会期中に知事選(6月3日告示、6月20日投開票)への出馬の意思を明言することはなかった。ただ、閉会後の記者会見で知事選への見解を問われると、新型コロナウイルス対策など県政の課題が山積するなか「私に与えられた任務に全力で取り組むというすごい決意を持っている。扇の要としての自分の位置は十分に心得ている」などと述べ、4期目への意欲をにじませた。知事選では今のところ誰も出馬を表明していない。

 川勝知事はこの日の新年度人事の発表会見で、7月以降も県政を担う意思があるかとの質問に対し「コロナもリニアも五輪・パラリンピックも昨年度からずっと引きずってきている、継続している問題だ。その県庁としての任に当たる者は継続している。私もそのうちの一人に入っている」と“継続”をキーワードに、知事として今後も県政の重要課題に邁進(まいしん)する決意を語った。

 一方、過去3回の知事選で川勝氏の対抗馬を支援した自民党県連は、今回も独自候補の擁立を目指している。

 県議会閉会日にあわせて会見した自民県連幹事長の中沢公彦県議は「6月には県の発展のために、ふさわしい知事(選候補者)を擁立して取り組んでいきたい。揺らぎもぶれもなく引き続き擁立作業をしている」と現状を説明した。そのうえで「新型コロナ対応には国と県、市町の連携が重要であり、しっかり連携がとれる知事を擁立しなければならない」と、静岡市長との不協和音や、リニアをめぐる事業者との軋轢(あつれき)が指摘される川勝氏を念頭に、知事選候補者の条件を語った。

 しかし、これまで名前が浮上した候補者はいたものの、いずれも頓挫しており、同県連の人選は極めて難航している。

 一方、この日の県議会では、一般会計総額が1兆3094億円にのぼる令和3年度予算案など75議案が可決・成立した。新年度予算案は、新型コロナウイルス対策費には538億円を確保したことで、平成13年度以来20年ぶりに1兆3千億円を上回った。

 新型コロナ対策では患者受け入れ病院への支援、ワクチン接種体制の整備、福祉施設の感染症対策、中小企業の資金繰り支援などに力を入れた。

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