米国務長官「北と接触試みるも反応なし」
来日中のブリンケン米国務長官は16日、2月半ばから北朝鮮と接触を試みているものの、今のところ反応はないことを明らかにした。東京都内で開かれた外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)後の記者会見で語った。
ブリンケン氏は北朝鮮の核問題などについて、「どうすればリスクを軽減できるか、いくつかのチャンネルを通して2月中旬から連絡をとっている。これまでのところ反応はない」と述べた。
また、16日朝に拉致被害者家族から書簡を受け取ったことも明らかにし、バイデン政権が行っている北朝鮮政策の見直しを日本などの同盟国とともに進めていく考えを示した。