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下関市長選で前田氏が再選 「矢継ぎ早に経済対策」と事業者へ現金給付検討へ

下関市長選当選後の初登庁を出迎えた市職員らにあいさつする前田晋太郎氏
下関市長選当選後の初登庁を出迎えた市職員らにあいさつする前田晋太郎氏

 任期満了に伴う山口県下関市長選は14日、投開票され、現職の前田晋太郎氏(44)が、元同市議の新人、田辺よし子氏(72)との一騎打ちを制し、再選を決めた。前田氏は当選から一夜明けた15日、同市役所で記者会見し「矢継ぎ早に経済対策を打ち出していく」と述べ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で打撃を受けている事業者への現金給付を検討する考えを示した。

 投票率は37・52%。前回から9・75ポイント下がり、平成17年に旧豊浦4町と合併して以降、最低となった。新型コロナ下であることや自民、公明両党が推薦する保守系現職と共産、れいわ新選組などが支援する新人による一騎打ちの構図が影響したとみられる。

 前田氏は5万7291票を獲得し、得票率は70・42%。田辺氏は2万2774票だった。

 前田氏は、密集を避けるため屋内での集会は控え、街頭演説やインターネットの動画配信などで政策を訴えた。新型コロナ対策やホテル・企業誘致、行財政改革など1期4年の実績を強調。自公のほか、連合山口も推薦するなど党派を超えた幅広い支持を得て、終始選挙戦を優位に進めた。

 田辺氏は、子育て支援などを掲げて市政の転換を訴えたが、浸透しなかった。

 前田氏は15日、当選後初登庁し、市職員ら約70人の出迎えを受けた。その後の記者会見では「1期目の4年間で、下関が抱えるさまざまな課題の解決方法を見いだせた。それを確実にこなしていけば明るい未来がくると確信している」と意気込みを語った。

 喫緊の課題として新型コロナ対策を挙げ「第3波で影響を受けた事業者に対し、わずかだが売り上げを補填できるような支援を考えたい」と述べた。4月の臨時市議会に現金給付を含めた経済対策を提案する方針を示した。

 肝いりの臨海地区「あるかぽーと」開発については、新型コロナの影響で星野リゾートによるホテル開業が当初の令和5年春から同年秋にずれ込む見通しになるなど不透明感も漂う。前田氏は「ホテルを建てるだけでなく、周辺環境をうまく使って観光客の滞在時間を増やせるような取り組みを進めていく」と語った。

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