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外資規制違反や接待問題などで論戦 与野党参院幹部ら

自民党・世耕弘成参院幹事長=2月16日、国会内(春名中撮影)
自民党・世耕弘成参院幹事長=2月16日、国会内(春名中撮影)

 与野党の参院幹部らが14日のNHK番組に出演し、放送事業会社「東北新社」が外資規制に違反していた問題や、総務省の接待問題などについて論戦を交わした。

 武田良太総務相は、放送法に違反して外国資本の出資比率が20%を上回っていたことが判明したため、東北新社の衛星放送事業認定を取り消す手続きを進めると明らかにしている。

 自民党の世耕弘成参院幹事長は番組で「会食によって政策が曲げられたことがなかったのかどうか徹底的にチェックする必要がある。特に外資規制をオーバーしているのに免許が認められた。こういった点は国会でもしっかり審議する必要がある」と指摘した。

 立憲民主党の森裕子参院幹事長は、同社に菅義偉(すが・よしひで)首相の長男の正剛(せいごう)氏が勤めていることに触れ「首相の長男がいることによって忖度(そんたく)をし、違法な認可を出したのではないか」と疑問を投げかけた。

 公明党の西田実仁参院会長は「国会答弁とは異なる事実が発覚することで、行政や政治に対する国民からの信頼を著しく損ねている」と述べ、参院が独自に設置している行政監視委員会の活用が再発防止につながるとの考えを示した。

 また、NTTをめぐる接待疑惑に関する武田氏の答弁も取り上げられ、森氏は「NTTと会食したかどうかも回答しない、答弁拒否だ。こんなことが許されるようでは国会は成り立たない」と批判。共産党の井上哲士参院幹事長も「(武田氏は)『国民に疑念を持たれるような会食はない』と繰り返すのみ。虚偽答弁していた総務官僚と同じ言い回しだ」と語った。

 初代総務相を務めた日本維新の会の片山虎之助共同代表は、総務省をめぐる一連の問題について「今回の事態は大変遺憾だ。日本の官僚は優秀だったが劣化した」と述べ、「官の信頼喪失は日本の民主主義など全部の信頼喪失になる。大きい問題だ」と強調した。

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