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「会議録削除は違法」厚木市立病院めぐる発言 市議が議長らを提訴

記者会見に臨んだ名切文梨厚木市議=2月26日、横浜市の神奈川県弁護士会館
記者会見に臨んだ名切文梨厚木市議=2月26日、横浜市の神奈川県弁護士会館
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 訴状によると、名切議員は令和元年11月28日、病院事業費を増額する議案についての質疑で「市立病院で最終末期の患者に高額な薬品を大量に投与した」という市民の声を紹介している。また、12月20日の質疑では、病院内部の実態を書いた地元中学生の作文を紹介。作文は入院中の祖父がトイレに行きたいと看護師に訴えても聞き入れてもらえなかったことや、おむつを長時間交換してもらえなかったという内容だったことを明かした。

作文“もみ消し

 その上で名切議員は、作文を取りまとめた学校側が内容に問題があると判断して、公募していた市に提出しなかったという疑惑があることに言及。「市立病院のことだと特定される文面のため、(中学生が学校側から)『市には提出できない』と言われた」などと発言している。

 この後、寺岡議長は名切議員に、中学生の氏名や学校名を市教育委員会に対して明かすことを要求。名切議員が拒否したところ、作り話の可能性を否定できないといった趣旨の理由を挙げ、「不穏当発言」と判断して撤回を求めた。

 名切議員によると、作文の内容は中学生の母親から聞いたといい、「作文は学校側が処分したため提示できず、中学生のプライバシー保護の観点から市教委に氏名を明かすこともできなかった」としている。

 また、記者会見では寺岡議長ら複数の議員から「『発言によって病院が潰れたらどうするんだ』などの圧力を受けた」と述べた。

 今回の提訴について、寺岡議長は「訴状がまだ届いていないため、コメントは差し控える」としている。

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