PR

ニュース 政治

「会議録削除は違法」厚木市立病院めぐる発言 市議が議長らを提訴

横浜地裁=横浜市中区(高橋天地撮影)
横浜地裁=横浜市中区(高橋天地撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 神奈川県の厚木市議会で、市立病院に関する議員の発言内容を議長が「不穏当」と判断し、正式な手続きを経ないまま発言を会議録やホームページ(HP)から削除したことは違法だとして、発言者の名切文梨(ふみな)議員が議長や市を相手取り、会議録への記載などを求める訴訟を横浜地裁に起こした。提訴は2月26日付。議会側が議員の発言を無かったことにする行為や、地方議会の情報公開のあり方を問う裁判として注目を集めそうだ。

 訴状などによると、令和元年の12月定例会の会期中、名切議員は複数日にわたる質疑で、市立病院の予算や診療の実態に関して発言。その中で、寺岡まゆみ議長が一連の発言を問題視し、市議会がHP上で公開している議会の録画映像について、名切議員の質疑に関する音声のみを削除して放映したり、会議録の文書から発言部分を削除したりするなどした。

記載や賠償求め

 また、会議録署名議員に指名されていた名切議員は、不当な削除に同意できないとして署名していなかったが、HP上では署名したように虚偽の記載をされたなどとしている。訴訟では、発言の会議録などへの記載や、33万円の損害賠償を求めている。

 横浜市内で記者会見を開いた名切議員は「厚木市議会は市民に対して、議員の議会における発言を正確かつ十分に説明し、広報しなければならない」などと述べ、訴訟の意義を強調した。市民の間に同病院をめぐる疑念が数多くあることを指摘した名切議員の一連の発言について、果たして寺岡議長は何を問題視し、「不穏当」と判断したのだろうか。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ