菅首相「復興の総仕上げ、全力で取り組む」 参院予算委で決意
菅義偉首相は8日の参院予算委員会で、発生から10年を迎える東日本大震災と東京電力福島第1原発事故について「引き続き被災地に寄り添いながら、復興の総仕上げに向けて全力で取り組みたい」と語った。
立憲民主党の木戸口英司氏の質問に答えた。来年度から「第2期復興・創生期間」が始まることを踏まえ、「福島の本格的な復興再生の実現に向け、国が前面に立つ」と強調。震災の経験や教訓に関し「風化させることなく語り継ぎ、次なる防災・減災に活用していくことが極めて重要だ」と述べた。
来年以降の追悼式については「政府として十分に地元と連携しながら検討する」と語った。