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立民、悩ましい共産との距離感 票が欲しいが連合政権は否定…

 共産は綱領で日米安全保障条約の廃棄を主張し、かつては「天皇制打倒」も訴えていた。立民の渡辺周幹事長代行は産経新聞の取材に「国家観の開きが大きい。それを共有することもなく政権を共にすることは難しい」と語る。

 立民最大の支持団体である連合の神津里季生会長も記者会見で「政権を共にすることはありえない」と否定。立民幹部は「連合政権は絶対だめだ。衆院選で『共産党政権でいいのか』が争点になれば勝てるわけがない。枝野幸男代表も理解している」と強調する。

 一方、共産は各選挙区に1万~2万の基礎票を有するとされ「多くの選挙区で立民の候補が当選できるかどうかの生殺与奪を握っている」(立民幹部)という現実もある。提案を安易に突っぱねることもできない。

 枝野氏は公にはノーコメントを続けており、1月の記者会見では「共産がいろんなことをおっしゃっていることは承知をしている」としつつ「何か申し上げられる段階ではない」と述べるにとどめた。(田中一世)

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