PR

ニュース 政治

予算成立前提の中央公聴会終えるも国会は波乱含み

会談に臨む自民党・森山裕国対委員長と立憲民主党・安住淳国対委員長(右)=24日午前、国会内(春名中撮影)
会談に臨む自民党・森山裕国対委員長と立憲民主党・安住淳国対委員長(右)=24日午前、国会内(春名中撮影)

衆院予算委員会は24日、令和3年度予算案採決の前提となる中央公聴会を終えた。政府・与党は年度内成立を確実にするため3月2日までに衆院で可決するスケジュールを描くが、立憲民主党などの野党は放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男、正剛(せいごう)氏による総務省幹部の接待問題を徹底追及する構えを崩しておらず、審議の行方は波乱含みとなっている。

 「野党の理解もいただき、何としても(2日に)参院に送付したいという強い気持ちを持っている」。自民党の森山裕国対委員長は24日、国会内で記者団に、こう強調した。同党の二階俊博幹事長と公明党の石井啓一幹事長も同日会談し、予算案の年度内成立を目指す方針を確認した。

 政府・与党は今国会で大きな波乱要素もなく、2年度第3次補正予算や新型コロナウイルス対策強化のための改正特別措置法を成立させるなど順調に審議を進めてきた。ところが、予算審議の大詰めで接待問題が噴出。立民の安住淳国対委員長は24日の森山氏との会談で高額な接待を受けた山田真貴子内閣広報官に関し「来てもらわなければ国会は不正常な状態になる」と日程闘争に持ち込む可能性も示唆し、25日の予算委出席を引き出した。

 予算案が3月2日に衆院を通過すれば、参院送付後30日で自然成立する憲法の衆院優越規定により年度内成立は確実となる。このため、政府・与党は是が非でも2日までの衆院可決は譲らない考えを示しており、日程をめぐる野党との神経戦が激しさを増しそうだ。

(永原慎吾)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ