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【千葉県知事選】投開票まで1カ月 熊谷、関両氏、全県での浸透急ぐ

東葛地域に住む10代の若者らとオンラインで意見交換を行う千葉市長の熊谷俊人氏=1月9日、千葉市中央区(小野晋史撮影)
東葛地域に住む10代の若者らとオンラインで意見交換を行う千葉市長の熊谷俊人氏=1月9日、千葉市中央区(小野晋史撮影)
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 森田健作知事の退任に伴い、12年ぶりに新知事が誕生する千葉県知事選(3月4日告示、同21日投開票)の投開票まで1カ月を切った。既に7人が出馬を表明し、今後も増える見通しで、かつてない乱戦模様だが、千葉市の熊谷俊人市長(43)と自民党が推薦する関政幸県議(41)の若手2人が軸となる構図に変わりはない。新型コロナウイルスや経済財政など、県政の幅広い課題で活発な論戦が期待される。(小野晋史)

 「長年温めてきた千葉への思いを一人でも多くの方に知って頂き、感じた希望を実現するための仲間になってほしい」

 熊谷氏は20日、「オール千葉」での新型コロナ対策や、経済成長および雇用創出、災害への備えなどを盛り込んだ政策集を公表した。3期12年にわたる市長としての実体験に根差した11項目の県政ビジョンが示され、「1期4年で、すべて着手する」と明言。記者会見は予定時間を大幅に超過し、内容の説明だけで50分間を費やした。

 立憲民主党や日本維新の会による県レベルでの支援に加え、県医師会の政治団体や日本労働組合総連合会(連合)も推薦を決め、着々と地歩を固めている。

 もっとも、千葉市以外では「知名度が浸透していない」(連合千葉幹部)といい、オンライン対話などの効果が注目される。

 一方、猛追を続ける関氏は、県内に広がる自民党の人脈をフル活用しながら支持者の獲得を急ぐ。既に全54市町村を訪れ、各地を地盤とする同僚の県議を通じ、地元関係者らと課題を話し合ってきた。

朝のラッシュ時に駅前で演説を行う千葉県議の関政幸氏=2月16日、同県習志野市(小野晋史撮影)
朝のラッシュ時に駅前で演説を行う千葉県議の関政幸氏=2月16日、同県習志野市(小野晋史撮影)
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 県東部や南部では党の要職につく有力国会議員が後押し。風通しが良い場所では演説を行い、新型コロナ対策や義務教育課程での給食費ゼロ、知事直属の危機管理室の設置や経済活性化などを訴え、駆け付けた地元首長も「国に働きかけるには大きなパイプを持つ人が必要だ」と呼びかける。

 東葛地域の駅前で朝のラッシュ時に演説した関氏は、産経新聞の取材に「『あの人が関さんだ』と言ってくれる人が出てきた。徐々に名前が浸透してきたと実感している」と話す。

 ただ、17日には県選出の白須賀貴樹衆院議員(離党)による不祥事が発覚。県連は厳しい処分を党本部に求めたが、公明党の推薦は望めなくなった。

 知事選にはこのほか、共産党職員の金光理恵氏(57)、元船橋市議の門田正則氏(73)、元県立高校校長の皆川真一郎氏(66)、医師の加藤健一郎氏(71)、会社経営の河合悠祐氏(40)ら5氏が出馬を表明。他にも数人が意欲を示す。

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