総務省、午後の予算委理事会で接待調査開示 衆院予算委集中審議始まる
衆院予算委員会は22日午前、菅義偉(すが・よしひで)首相と関係閣僚が出席し、集中審議を実施した。総務省が放送事業会社「東北新社」に勤める首相の長男から接待を受けた問題が最大の焦点。同省は午後の予算委理事会で、会食回数や接待額などの調査結果を開示する。
事務次官級であることを理由に予算委に出席していなかった谷脇康彦、吉田真人両総務審議官も初めて答弁する。
集中審議では、新型コロナウイルス対策や脱炭素社会も取り上げられ、午前中の審議では、首相が「わが国の経済成長の大きな柱が『グリーン』だ。環境対策は経済の制約ではなく、次の成長の原動力となる」と脱炭素化社会実現への決意を語った。