PR

ニュース 政治

埼玉県予算案、一般会計2兆1198億円 コロナ、災害対応で過去最大規模

 「持続可能で豊かな未来への投資」に関しては、SDGs(持続可能な開発目標)の視点を取り入れた「埼玉版SDGs」の推進に向け、社会課題解決を目指す起業希望者への支援などに2千万円を計上した。

 一連の施策の展開のため、職員定数を119人増やして6976人とする。新型コロナウイルス対応を強化するため、保健医療政策課や感染症対策課などの人員を増やす。

(中村智隆)

 ■「借金」は3兆9363億円

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う税収の落ち込みと社会保障費の増加で、埼玉県の財政状況は逼迫(ひっぱく)の度合いを増している。県の「借金」にあたる県債の令和3年度末残高は過去最高の3兆9363億円と見込まれ、県民1人当たりに換算すると53万2600円となる。県は納税率の向上や県財産の売却、既存事業の見直しによって財政健全化を図る構えだ。

 県債残高が過去最高を更新したのは、財源不足を穴埋めするために県が発行する「臨時財政対策債」の規模が拡大し、前年度比97・1%増になったことが背景にある。「貯金」にあたる基金は財源調整のため517億円を取り崩し、残高は93億円となった。

 歳入の35・6%を占める県税は、法人税の減収によって同2・6%減の7551億円。地方交付税は同0・9%減の2167億円、地方譲与税は同32・3%減の876億円だった。

 歳出は、新型コロナウイルス対応や社会保障費増加で補助費が大幅に膨らみ、同31・1%増の3953億円に上った。全体の約3割を占める給与費は、退職者数減少の影響で同1%減の5687億円となった。

(竹之内秀介)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ