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群馬県、デジタル化加速 教育広報紙止め「LINE」で情報配信、ワクチン予約も

 群馬県は無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使ったデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する。県教育委員会は広報紙の発行を休止し、令和3年度からラインに全面移行。新型コロナウイルスのワクチン接種もラインで予約できるよう開発を急ぐ。DXによる庁内業務の効率化とともに県民の利便性向上を実現する。

 広報紙「教育ぐんま」は県の教育施策や学校の取り組みなどを県民に伝える媒体で、平成15年度から学期ごとに年3回発行。1回につき11万部余りを公立の小中学生の保護者らを中心に配布してきた。

 ただ、保護者らの間にスマートフォンが普及。アプリを使った情報収集が盛んになっており、紙媒体の発行は今年度限りで止め、ラインの活用にかじを切る。

 配信は年3回のペースを維持し、イベント情報は細かく紹介。今月中に最終号の内容をテスト配信する。ホームページにも同内容を掲載しスマホ以外でも閲覧できるようにする。

 ラインでの情報提供は、県が開設済みの公式アカウント「県デジタル窓口」を活用し、追加費用はかけない。印刷などのコストを削減でき、業務の効率化効果は高いとみている。

 県はこれまでもラインを通じた感染状況の配信や健康相談の案内などを実施。県民限定で、県内工場で製造されたマスクを購入できる体制も整備している。

 全県民対象のコロナのワクチン接種でも予約業務の効率化を図るため、山本一太知事がラインの活用を表明している。ただ、行政のデジタル化は、10万円の特別定額給付金の支給が遅れるなどコロナ禍で立ち遅れが露見した。山本知事はライン活用にとどまらないDXの推進により「日本最先端クラスのデジタル県」を実現するとしている。

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