PR

ニュース 政治

日航、出向は1日千人で最長2年に 最終赤字予想3千億円に 

空港を飛び立つJAL(日本航空)の機体=羽田空港(桐山弘太撮影)
空港を飛び立つJAL(日本航空)の機体=羽田空港(桐山弘太撮影)

 日本航空は1日、令和3年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損失が前回発表の2400億~2700億円から3千億円(前期は480億円の黒字)に膨らむとの見通しを発表した。新型コロナウイルスの感染再拡大により、旅客需要の回復が遅れると判断した。厳しい業績を受け、グループ外への出向を昨年末の1日当たり最大600人から千人に拡大させていることを明らかにした。

 通期業績予想の前提となる3月末の旅客需要について同社は、国際線で新型コロナ前の約90%減、国内線も約70%減と従来の見通しから大幅に下方修正した。売上高も前期比66・8%減の4600億円に引き下げた。従来は5300億~6千億円を見込んでいた。

 菊山英樹専務は、3月末までのコスト削減額が当初計画の2倍超となる1200億円に上積みされる見通しだと強調。手元資金も約4500億円確保できていることなどから「コロナの長期化にも十分な備えがある」と述べた。

 一方、出向先について植田英嗣常務は、自治体や物流企業、コールセンター、教育機関、ホテルなど40の企業や団体に上っており、従事する期間は1日から最長2年までと説明。「お声掛けいただき大変ありがたい。今後とも活用したい」と話した。

 同時に発表した2年4~12月期決算は、最終損益が2127億円の赤字(前年同期は748億円の黒字)に転落した。赤字額は、会計基準は異なるが、破綻直前の平成21年4~12月期に計上した1779億円を超えて過去最大となった。 

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ