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ワクチン接種「近所の診療所活用を」 医師の鴨下一郎自民PT座長

 --ワクチン輸送が難しい

 「毎年、数千万人に打っているインフルエンザワクチンを接種するルートを使えばいい。薬の卸業者がノウハウを持っている」

 --保管や搬送にはマイナス75度前後の超低温状態が必要という

 「米製薬大手ファイザー社に確認したが、解凍後は5日間で打ち終わればいい。扱い方はインフルエンザのワクチンとほとんど変わらない。米モデルナ社や英アストラゼネカ社製のワクチンが供給されれば、超低温冷凍しなくてもいいので、ディープフリーザー(超低温冷凍庫)を拠点にしなくてもよくなる」

 --厚生労働省は、ファイザー製の場合、超低温冷凍庫から出した後、原則3時間以内に冷蔵状態で接種する施設に運ぶよう求めている

 「冷蔵状態で運べば5日間は大丈夫だ。少し誤解のある情報からスタートしていると思う」

 --ワクチン接種が夏の東京五輪・パラリンピックの開催に与える影響は

 「3月末から高齢者に打ち始めれば新型コロナに対する国民のマインドもガラッと変わるでしょう。ただ五輪開催のために接種を進めるとの考えではなく、五輪ができるような環境にどう持っていくかが大事だ」

 --PTの意義は

 「ワクチンは比較的安全で、専門家も自分の身を守るために有効だといっている。変異種にも効果がある。PTは、できるだけ多くの国民が自分の判断で打とうと思ってもらえるような発信を心がけたい」

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