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【菅首相施政方針演説全文(4完)】「コロナ後の国際秩序づくりに指導力」

衆院本会議場で施政方針演説を行う菅義偉首相=18日午後、国会(佐藤徳昭撮影)
衆院本会議場で施政方針演説を行う菅義偉首相=18日午後、国会(佐藤徳昭撮影)

六 外交・安全保障

(多国間主義)

 わが国は、多国間主義を重視し、国際社会が直面する課題にともに取り組む「団結した世界」の実現を目指します。ポストコロナの国際秩序づくりに指導力を発揮していく決意です。

 COP26(第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議)までに、意欲的な2030年目標を表明し、各国との連携を深めながら、世界の脱炭素化を前進させます。

 デジタル時代の「信頼性のある自由なデータ流通」のためのルールづくりを加速化させるとともに、WTO(世界貿易機関)の改革を推進します。

 RCEP(地域的な包括的経済連携)の進展や日英包括的経済連携協定の発効は、自由で公正な経済秩序の構築に貢献しました。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についても、本年の議長国として、その着実な実施と拡大に向けた議論を主導してまいります。

(日米同盟と「自由で開かれたインド太平洋」)

 日米同盟は、わが国外交・安全保障の基軸であり、インド太平洋地域、さらには国際社会の自由、平和、繁栄の基盤です。バイデン次期大統領と早い時期にお会いし、日米の結束をさらに強固にします。そして、新型コロナ、気候変動などの共通課題で緊密に協力してまいります。

 同時に、日米の抑止力を維持しつつ、沖縄の皆さんの心に寄り添い、基地負担軽減に引き続き取り組みます。普天間飛行場の一日も早い全面返還を目指し、辺野古沖への移設工事を進めます。

 世界の活力の中心であるインド太平洋地域では、法の支配に基づく自由で開かれた秩序の形成が極めて重要です。米国をはじめ、ASEAN(東南アジア諸国連合)、豪州、インド、欧州などとの協力を深化させつつ、より多くの国・地域とともに「自由で開かれたインド太平洋」の実現に取り組んでまいります。

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