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【菅首相施政方針演説全文(3)】「日本酒、焼酎などの無形文化遺産への登録目指す」

衆院本会議場で施政方針演説を行う菅義偉首相=18日午後、国会(佐藤徳昭撮影)
衆院本会議場で施政方針演説を行う菅義偉首相=18日午後、国会(佐藤徳昭撮影)

四 地方への人の流れをつくる

 東京一極集中の是正、地方の活性化も長年叫ばれてきた課題です。

 「東京圏」と言われる1都3県の消費額は全国の3割に過ぎません。残りの7割の消費は「地方」なのです。地方の所得を引き上げ、その消費を活性化しなければ、日本全体が元気になりません。

(農業を成長産業に)

 わが国の農産品はアジアを中心に諸外国で大変人気があり、わが国の農業には大きな可能性があります。昨年の農産品の輸出額は、新型コロナの影響にも関わらず、過去最高となった2019年に迫る水準となっています。

 2025年2兆円、2030年5兆円の目標を達成するため、世界に誇る牛肉やいちごをはじめ27の重点品目を選定し、国別に目標金額を定めて、産地を支援いたします。農業に対する資金供給の仕組みも変えていきます。

 さらに、主食用米から高収益作物への転換、森林バンク、養殖の推進などにより、農林水産業を地域をリードする成長産業とすべく、改革を進めます。美しく豊かな農山漁村を守ります。

(観光立国)

 わが国には内外の観光客を惹(ひ)きつける「自然、気候、文化、食」がそろっており、新型コロナを克服した上で、世界の観光大国を再び目指します。

 先を見据え、短期集中で、ホテル、旅館、街の再生を進めます。全国100程度の地域で、街中(まちなか)に残る廃屋を撤去し、魅力ある施設へとリニューアルします。

 皇室ゆかりの三の丸尚蔵館は、わが国が誇るべき2000を超える国宝・重要文化財級の美術品を所蔵しています。それらを、地方に積極的に貸し出し、文化観光の核とします。国立公園などにおける自然の中での宿泊体験や、城や寺社、古民家での滞在など、地域に眠る観光資源を磨き上げ、滞在型観光やワーケーションを推進してまいります。

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