群馬・山本知事が新年のあいさつ 「苦しい中でも前向きな気持ちが大事」 テレビ会議方式で
群馬県の山本一太知事は12日、テレビ会議システムを使って全職員に向けた年頭のあいさつを行い、長期化する新型コロナウイルス感染症との闘いを念頭に、「(全職員が)心を一つにして、力を合わせよう」と呼びかけた。
あいさつでは、昨年末の格闘技イベントで、けがから復帰した選手の活躍を引き合いに出しながら、「(コロナという)ピンチをチャンスに変える。苦しい中でも県を発展させる道を見つけていく前向きな気持ちが大事だ」と語気を強め、職員らを鼓舞した。
新年のあいさつは例年、仕事始めの日に行われる。今年は4日だったが、コロナ対応で多忙だった職員が休暇を分散して確保できるよう、この日に後ろ倒しして行われた。