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“夜の街”再び「厳しい」 宇都宮市で時短営業始まる

営業時間短縮を店頭で知らせるバー=宇都宮市(一部加工しています)
営業時間短縮を店頭で知らせるバー=宇都宮市(一部加工しています)

 新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い栃木県が要請した営業時間短縮が宇都宮市内の“夜の街”で始まった。市内の夜は再び静かになり、対象となった飲食業界からは苦しい懐事情が聞こえてくる。

 県は、酒を提供する同市内の飲食店・カラオケ店で午後8時~午前5時の営業休止を求めていて、期間は今月8~22日の15日間。県市合わせて1店舗当たり1日4万5千円の協力金を支給する。

 同市中心部でバーを20年以上営む50代の男性は、県の方針決定を受けて、今月いっぱいの休業を決めた。協力金に申し込む予定だが、「家賃などを支払えばそんなに手元に残らない。要請終了後にすぐに客が戻ることはないだろうから、厳しい状況が続く」とため息をつく。

 昨年12月以降、県内では急速に感染が拡大した。男性の周囲にはまだ感染者は出ていないというが、急拡大を実感している。

 例年なら多くの客でにぎわう年末年始。店の入りは芳しくなかった。年越し営業後に同市中心部の宇都宮二荒山神社にスタッフや常連客と初詣をするのが恒例だったが、この年越しは数人の客を相手に営業するにとどめ、初詣は取りやめた。「早くワクチンが行き届いて、コロナが沈静化するのを願うしかない」。男性はつぶやいた。

 同じ飲食業界でも、活況を期待するのが宅配専門店だ。同市内の宅配すし専門店でアルバイトをする大学生の男性(21)は、「年末年始は例年以上に忙しかった。時短要請で忙しさはしばらく続くのでは」と話す。しかし、個人的には“夜の街”で飲み歩くのも好きだ。このため、休業要請により苦戦を強いられている同業者の存在があることに複雑な思いを抱いている。

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