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【2021衆院選】コロナ、政治とカネ…自民「順風」どう呼び込む

頭痛い…「競合区」の調整

 安倍総裁の下では参院選を含めて国政選挙6連勝を果たしたが、次期衆院選は順風とはいかなそうだ。

 重い課題としてのしかかるのが「競合区」の調整だ。現在、新潟2区や静岡5区、高知2区など約10選挙区で自民系候補が競合。二階氏が率いる二階派(志帥会)が絡むケースが目立ち、他派閥と摩擦を生んでいる。選対幹部は「選挙直前まで調整はつかない。ガチンコ勝負になる選挙区も出てくる」と語る。

 また、参院議員の林芳正元文部科学相が河村建夫元官房長官の地盤である山口3区から出馬するとの観測があるほか、広島3区をめぐって連立を組む公明党と対立する異例の事態に自民幹部は頭を悩ます。特に自民、公明両党の協力関係にきしみが生じれば選挙全体に影を落としかねないため、今後、難しい調整を迫られる。

 次期衆院選の行方を占うのが4月に実施される2つの補欠選挙だ。自民の吉川貴盛元農林水産相の辞職と立憲民主党参院幹事長だった羽田雄一郎氏の死去に伴い北海道2区と参院長野選挙区で行われる見通しで、春までに衆院解散がなければ菅政権で初の国政選挙となる。

 しかし、鶏卵業者からの現金供与疑惑が吉川氏に持たれており、逆風の選挙となるのは確実な情勢。自民選対関係者は「せめて1勝1敗で切り抜けなければ衆院選に響く」と話した。

(広池慶一)

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