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静岡県知事が首相に書簡 リニア問題で“工事凍結”直訴

静岡県の川勝平太知事=4日、静岡県庁(田中万紀撮影)
静岡県の川勝平太知事=4日、静岡県庁(田中万紀撮影)

 JR東海のリニア中央新幹線静岡工区の工事が、トンネル掘削による川の水量減を心配する静岡県などとの協議が整わず未着工になっている問題で、同県の川勝平太知事は4日、菅義偉(すがよしひで)首相に対し、静岡工区工事の凍結を書簡で提案したと明らかにした。

 県庁での記者会見で語った。川勝知事は、静岡工区については環境影響の十分な調査がなされていないと主張。法に基づく環境影響評価では国土交通相や環境相からも、南アルプスの自然を守ることや地域住民の理解を得ることを求める意見が付されたとも指摘し、これらの課題が解決されるまでは「事業凍結を宣言することが望ましい」と訴えた。

 書簡は昨年12月31日に投函(とうかん)したという。首相に“直訴”した意図については、工事を実施するのはJR東海で、自然保護に関する許認可権は環境相にあるものの「国策なので首相」だと考えたという。「別に返事は期待していない」とも述べた。

 書簡ではこのほか、新型コロナウイルスのワクチンの国内製造検討を提案。さらに昨秋、政府が日本学術会議の一部会員候補者の任命を見送ったことは「間違っていると申し上げた」とも明かした。この件については、自身が学問の自由について記したエッセーを同封したという。

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