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首相「ウイルスに年末年始なし」政府対策本部会合 年始の伊勢参拝は中止

出邸時、記者団の取材に応じる菅義偉首相=28日午前、首相官邸(春名中撮影)
出邸時、記者団の取材に応じる菅義偉首相=28日午前、首相官邸(春名中撮影)

 政府は28日、首相官邸で新型コロナウイルス対策本部の会合を開き、英国などで見つかった感染力の強い新型コロナ変異種への対応などについて協議した。菅義偉首相は「ウイルスに年末年始はない」と述べ、担当閣僚に感染防止対策の徹底を指示した。首相はまた、来年1月4日に予定していた伊勢神宮(三重県伊勢市)の参拝取りやめを決めた。

 首相は会合で、変異種の感染力は従来のウイルスの1・7倍とする英政府の発表を紹介し、「海外で接種が進んでいるワクチンが変異種に効かないというエビデンス(証拠)はない」と述べた。対策の中身は従来のウイルスと変わらないとして「これまで以上にマスク、手洗い、感染対策を徹底し、会合を控え、静かな年末年始をお過ごしいただきたい」と呼びかけた。

 政府は変異種の新たな国内侵入を阻止するため、28日から全ての国・地域を対象に外国人の新規入国を一時停止した。観光支援事業「Go To トラベル」も同日から来月11日まで全国一斉に一時停止した。

 ただ、11の国・地域と合意しているビジネス関係者らの往来は引き続き認めている。同日開かれた自民党外交部会では全面停止を求める声が相次いだ。これに対し、西村康稔経済再生担当相は記者会見で「各国の状況を踏まえながら、機動的に水際対策を進められるよう考えていきたい」と述べた。

 西村氏はまた、新型コロナ対策強化のための特別措置法改正案について、政府の新型コロナ対策分科会が年明けに行政法の専門家からヒアリングを行うことを明らかにした。改正案は来年1月召集の通常国会に提出する。

 また、首相は対策本部会合で年末年始の医療体制確保にも言及した。人員不足となることから一定の体制縮小は避けられないものの「必要な方に必要な検査、医療が提供されるよう体制を確保する」と強調した。

 首相は29日から年末年始の休暇を取る。来年1月3日まで都内の衆院議員宿舎で過ごし、4日には首相官邸で記者会見を開く。

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