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群馬県、28日から警戒度「3」に引き上げ 医療逼迫を懸念、休業要請はせず

臨時会見で警戒度の引き上げについて説明する山本一太知事=27日、群馬県庁(柳原一哉撮影)
臨時会見で警戒度の引き上げについて説明する山本一太知事=27日、群馬県庁(柳原一哉撮影)

 群馬県は27日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、直近1週間(21~27日)の感染者数が過去最多の132人に上るなど感染状況の悪化を踏まえ、県独自の4段階の警戒度を現行の「2」から「3」へ引き上げることを決めた。28日から実施する。

 27日夜、県庁で会見した山本一太知事は「(警戒度引き上げにより)県民全体で危機感を共有したい」と述べるとともに、マスクなしでの会話など感染リスクが高まる「5つの場面」に警戒するよう改めて呼び掛けた。

 同日時点の感染状況は、検査の陽性率が9・5%で基準の7%を超過。新規感染者数は1日平均20人の基準に迫る18・9人、経路不明の感染者の割合も基準の50%に近い47・7%となっている。

 シミュレーションの結果、今後2週間で医療提供体制は逼迫(ひっぱく)する可能性があることが分かり、東京都など首都圏で感染が拡大していることも踏まえ、全県一律で警戒度の引き上げが必要と判断した。

 「3」の行動基準では、感染が拡大している10都道府県への移動は慎重な判断を求める。高齢者施設や病院などでの面会は禁止し、出勤者の5割減を目標とするテレワークを推奨する。

 ただ、経済活動への配慮から飲食店などへの休業要請や時短営業要請は行わない。しかし今後、感染状況が悪化する恐れがあり、山本知事は「新たな対策を取らざるを得ないこともある」とも述べた。

 県は8月15日に警戒度を最低の「1」から「2」へ引き上げた後、判断を維持していた。

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