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群馬、感染計1000人超え 山本知事、第3波に警戒感

 伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和の苑」では、4月から5月にかけて、入居者や職員ら計68人が集団感染し、16人が死亡。北関東最大のクラスター(感染者集団)として注目を浴びた。

 県は、4月6日の第1報からPCR検査で陽性が判明するまで4日かかったなど、初動の遅れや施設内の不十分な感染管理などが感染拡大した理由だとする報告書をまとめた。

 県は、施設の状態の報告を求めるなど指導を強めている。伊勢崎市の担当者は20日、介護施設などの感染防止対策として、「消毒液などの物品購入費用を援助している」と明かした。

 県内では、主に東毛地区に住む約1万2600人を数えるブラジル人らの間で一時、感染が広まった。

 県によると、9月11~16日の新規感染者90人の約7割、同18~24日の86人の約8割がブラジルなどの外国人住民だった。背景には大人数での会食やあいさつのハグ(抱擁)など外国人特有の習慣があると指摘された。

 事態を重くみた山本一太知事とエドゥアルド・サボイア駐日ブラジル大使らが、感染拡大防止で相互に協力することなどを盛り込んだ共同声明を10月14日に発表。ポルトガル語による啓発チラシの配布などを通じ注意喚起を続けている。

 外国人が日本語などを学ぶ「NIPPONおもてなし専門学校前橋校」(前橋市)に通う20~30代の生徒の感染が拡大。同校によると、10月16日から11月4日に系列学校含め計54人の感染が確認された。うち、45人がネパール人だった。

 感染の原因については、日本の正月にあたるとされるネパール最大の祭り「ダサイン」の準備で集団で集まっていたほか、共同生活を送っていることが挙げられている。

 同校は、20日から人数を半減する分散登校で授業を再開。10月は休校、11月はオンラインに授業に切り替えていた。

 アルバイトで生計を立てながら学校に通う生徒が多いなか、勤務を断られるケースが相次ぐほか、「怖いから外国人を国に帰せ」などとの電話がくるなど対応に苦慮している。

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