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JR東、来年3月からポイント還元 10回乗ると1回分 オフピークの定期券使用でも

上野駅で終電を前に家路につく人たち=20日夜、東京都台東区(鴨川一也撮影)
上野駅で終電を前に家路につく人たち=20日夜、東京都台東区(鴨川一也撮影)

 JR東日本は10日、企業の通勤手当撤廃など新型コロナウイルスによる働き方の変化を踏まえた、同社のJREポイントの還元サービスを来年3月から始めると発表した。定期券で通勤ピーク時間帯の前後に乗車した場合と、定期券を利用せずに同一運賃区間で月に10回以上乗車した場合が対象となる。深沢祐二社長は「新型コロナ後に利用が回復しても、ピーク時に集中しないための一つの方策」とポイント還元の狙いを説明した。

 通勤時間帯の前後のポイント還元については、平日の朝に交通系ICカード「Suica(スイカ)」の通勤定期券を利用している人が対象。例えばピーク時間帯を午前7時~8時半とした駅では、6時~7時に乗車した場合は1日当たり15ポイント、8時半~9時半に乗車した場合は20ポイントを還元する。より列車の本数が多いピーク後の還元を多くしたという。

 通学定期などは対象外。ポイント還元の対象となる駅や時間帯は今後発表する。来年3月中旬頃の新ダイヤ発表に合わせて1年間の期間限定で実施する。

 定期券を使わない場合のポイント還元は来年3月1日から開始。同一運賃区間で月に10回利用すると運賃1回分のポイントが還元される。11回以降は毎回運賃1回分の10%が還元される。JR東の在来線でSuicaが利用可能な全駅が対象となる。回数券と似たサービスだが、通常の回数券と異なり、同一区間の駅だけではなく同一運賃が対象となる。

 いずれのサービスを受ける場合も、SuicaをJR東のポイントサービスサイトに登録する必要がある。

 一方、JR東はオフピーク利用促進の一環として、通常定期券よりも運賃は安いがオフピーク時限定で利用可能な「オフピーク定期券」の導入も検討している。ただ、定期券運賃の変更はポイント還元と異なり、国土交通省の認可が必要となるため導入に数年かかる見通し。深沢氏は「具体的な導入方法を固めて国交省と話をしていきたい」と述べた。

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