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【住民投票へ行こう】(3)文化都市として発展期待 土産物店経営「せのや」取締役会長・野杁(のいり)育郎さん(72)

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「せのや」会長の野杁育郎さん=大阪市中央区(安元雄太撮影)
「せのや」会長の野杁育郎さん=大阪市中央区(安元雄太撮影)

 大阪・ミナミの「戎橋筋商店街」の中心で生まれ育ちました。小学校の校歌が「大(だい)大阪の中心地 商店街に庭しめて」と、子供ながらにとても印象的だったのを覚えています。校歌のように、経済的にも文化的にも日本をリードしていた昭和初期の大阪に私自身、とても憧れます。

 道頓堀には多くの芝居小屋が立ち並び、文化芸能が毎日展開されていました。大阪人はパトロン精神をもって文化芸能を育ててきましたが、戦争で焼け野原になってしまいました。さらに戦後の高度経済成長で、大阪は文化や景観を捨て、より経済合理主義へと走りました。経済だけでなく、文化都市としても発展していくべきだったと思います。

 新型コロナウイルスでも、インバウンド(訪日客)の波に流された結果、大きな打撃を受けたのも反省材料だと感じています。

 わが社の経営方針にもありますが、お土産とは物を売るだけでなく、大阪の魅力と誇りをグッズに託してお客さまに提供するものです。文化の仕掛けで観光客を集めることが大切だと考えます。

 これからは、地域が本来持つ歴史や文化、人の営みなどが伝わるものを魅力的だと感じる時代。大阪は歴史的にも文化的にもいいものをたくさん持っています。コロナ禍でもう一度、ほんまもんの大阪を見つめなおしたいですね。

 大阪をどのような街にしたいのか。自らの考えを発信するために一票を投じることは重要なことです。街づくりの主役は住民。前回は都構想によって「大阪が無くなる」という意見が目立ちました。私が生まれた旧南区も合併され中央区になりましたが、「ミナミ」という言葉が残っているように、歴史や文化は無くなるものではないと思います。大阪の未来のために一票を投じたいと思います。

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