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埼玉の維新の公認内定者、衆院選へ支持拡大図る 都構想住民投票告示 

立候補を予定する衆院埼玉15区でビラを配る日本維新の会新人の沢田良氏=9日午後、埼玉県戸田市(竹之内秀介撮影)
立候補を予定する衆院埼玉15区でビラを配る日本維新の会新人の沢田良氏=9日午後、埼玉県戸田市(竹之内秀介撮影)

 日本維新の会が党是として掲げる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が12日、告示された。維新の次期衆院選立候補予定者にとって、党の看板政策が全国的に注目を集める住民投票は、自らの支持層の開拓を図る好機でもある。埼玉県内の公認内定者たちは、「行政の効率化を図る」という都構想の理念は首都圏の有権者にも響くとみて、懸命にアピールを重ねている。

 「二重行政の解消で無駄が減る。地域に合った住民サービスも期待できる」

 9日午後、埼玉県戸田市のJR戸田駅前。雨が降りしきり肌寒さが感じられる中、衆院埼玉15区に立候補を予定している維新新人の沢田良氏(41)は、都構想のメリットについて道行く人たちに熱く語りかけていた。

 「二重行政の解消」という都構想の最大眼目は、大阪という地域限定の問題ではなく普遍性の高い行政課題だと沢田氏は主張する。

 「埼玉でも、地域ごとの特色をどう伸ばすかという新しい都市づくりに興味を持ってもらうきっかけになる」

 地域政党「大阪維新の会」を母体とする維新は、現状では「全国政党」としての党勢を示すには至っていない。

 ただ、近年は首都圏の選挙で一定の得票力を見せている。昨年の参院選東京選挙区(改選数6)では党公認の音喜多駿氏が初当選を果たし、今年7月の東京都知事選では、全面支援した無所属の小野泰輔氏が約61万2千票を獲得した。半年以上前から街頭に立っているという沢田氏は「党の影響力が高まってきている」と肌で感じているという。

 衆院埼玉2区から立候補を予定している維新新人、高橋英明氏(57)も、自身の主張について「統治機構改革をメインに置いている。都構想は初めの一歩だ」と語り、住民投票を党勢拡大の重要な機会とみる。

 1年以上前から駅立ちに励んでいるといい、元埼玉県川口市議として築いた地盤も生かしながら、「東京一極集中の是正」などの訴えを広げて浸透を図る構えだ。

 もっとも、現状の情勢は、埼玉2区では新藤義孝氏(62)、15区では田中良生氏(56)の両自民党現職が先行しており、票の上積みは容易ではない。高橋氏は「地道に、愚直にやるしかない」と自身に言い聞かせるように語った。

(中村智隆、竹之内秀介)

 ◇

 ■立候補予定者

 ▽埼玉2区(4人)      

新藤 義孝62 元総務相   自現

奥田 智子51 元県議    共新

高橋 英明57 元川口市議  維新

田島  剛41 元格闘家   れ新

 ▽埼玉15区(3人)      

田中 良生56 元内閣副大臣 自現

高木錬太郎48 元議員秘書  立現

沢田  良41 元議員秘書  維新

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